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シマに潜む危険

ハゼノキ
秋に紅葉する植物。沖永良部では紅葉する植物は少ないため秋にはひと際目を引きますが、ウルシ科の植物なので葉が皮膚に触れただけでかぶれることもあります。

キョウチクトウ
白やピンクの美しい花を咲かせる木ですが、根・葉・茎・花など樹木全体に毒性を持っており、誤って口に含むなどすると、吐き気や嘔吐・下痢・めまい腹痛などの症状がおこることがあります。

セアカゴケグモ
ゴケグモ属は特定外来生物であり、セアカゴケグモのメスは毒を持ち、かまれると局所の痛みや熱感、腫れなどの症状が出ます。メスは全体的に黒色で腹部の背面と腹面に赤い模様がああるのが特徴です。

ハブがいない島
奄美群島や沖縄諸島に毒蛇のハブがいることはよく知られていていますが、沖永良部島にハブは生息していません。
一説によると、沖永良部島は隆起サンゴ礁の島なので土壌がアルカリ性であり、そのためハブが死んでしまうと言われています。しかし、ハブが「いる」「いない」の根拠は、未だ謎につつまれているようです。