観光スポット
みさおけやしきあと
操家屋敷跡
沖永良部島は、島津久光の怒りを買った西郷隆盛が約1年半島流しにされた地です。この期間、西郷隆盛は生涯で最も勉学に励んだとされ、島の子供たちの教育にも大変熱心でした。この操家(みさおけ)屋敷跡は、西郷に直接教えを受けた弟子の一人である、操担勁(みさおたんけい)が育った屋敷跡地です。
操家はもともと与人(役人)や学者の家系であり、坦勁も知名村長と和泊村長を務めた上、更に学問を究めて医術を修めました。坦勁の息子である操坦水(みさおたんすい)・操坦道(みさおたんどう)も、ともに医者となり兄弟医学博士として日本医学の発展に貢献しました。操家はまさに、18世紀当時の沖永良部島の知識人を代表していた一族であったと言えます。
この屋敷跡は和泊町に寄贈され、1966年(昭和41)に公民館が建てられ、1980年(昭和55)には同敷地内に図書館が建設されました。現在、公民館は別の場所に移っていますが、図書館はそのままの場所に残っています。
沖永良部島の郷土資料なども多数所蔵されていますので、えらぶの西郷さんの歴史を学びに立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
基本情報
住所 | 〒891-9112 鹿児島県大島郡和泊町和泊 |
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到達難易度(★が多いほど難易度高め) | ★★☆☆☆ |
関連サイト | 沖永良部の西郷どん(特集ページ) |