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神に守られた島パワースポット巡礼

神に守られた島パワースポット巡礼

神に守られた島と呼ばれる沖永良部島。沖永良部島は古くから自然崇拝の島であり、島中に神秘的な空気に満ちたパワースポットがたくさんあります。石垣や自然石や巨木が醸しだす世界もまた島のパワースポットの一つ。スピリチュアルな史跡を巡りながら自分のフィーリングに合うお気に入りの場所を探したり、自然と一体になるアクティビティでパワーをチャージしましょう!

START

1 日本一のガジュマル

島民に愛される日本一のガジュマル
 町指定天然記念物
国頭小学校(くにがみしょうがっこう)の校庭に大きく枝葉を広げ、ひと際存在感を放つガジュマルは「和泊町指定天然記念物」に指定されており、地域住民や子どもたちに大切に手入れされながら共生してきました。その歴史が評価され、新日本銘木百選にも選ばれたことから「日本一のガジュマル」の呼び名で親しまれています。
このガジュマルは、1898年に同校の第一回卒業生たちにより植樹され、120年を超える樹齢を誇っています。
沖永良部空港にほど近く、空港の発着時刻の前後に合わせて観光コースに組み込むのもおススメです。

校内には、国頭(くにがみ)集落の歴史を伝えるため、「汐干す母像」も建てられています。
現在は観光用に1カ所のみ残されているフーチャ(潮吹き洞窟)ですが、沖永良部島の北海岸にはかつて4つのフーチャが存在していました。この影響により国頭校区は塩害がひどく米作りに適さない土地であったため、この集落の母親たちは生活の糧として海岸での塩作りを行い、その塩と米を交換する生活を強いられていました。
この像は、先人のそのような知恵や努力・苦労を重ねた歴史に敬意を表し、また母が子を想う気持ちを忍ぶために建立されました。国頭小学校では今でも授業の一環として潮干し体験学習が行われています。
住所 〒891-9101 鹿児島県大島郡和泊町国頭(くにがみ)2904
電話番号 0997-92-0301(国頭小学校)
営業時間 国頭小学校開放時
料金 無料
アクセス 沖永良部空港から車で約5分/和泊港から約9分
マップコード:563 622 518*34
駐車場 あり(正門側車道沿いに約2台停車可/裏門側学校専用駐車場約30台)
備考 開校時はどなたでも校庭内に立ち入りができ、ガジュマルの見学が可能ですが、地域の子どもや児童たちと鉢合わせる可能性もある為、マスクの着用や感染予防対策を欠かさずに行って下さい。また、立ち入りの際に小学校教員を見かけた場合はガジュマル見学希望の旨をひと声おかけ下さい。

お車は学校正門側の車道沿いに2台ほど駐車可です。
裏門側には約30台程度駐車可能な駐車場もございます。
関連サイト 公式サイト

2 feel it

大自然の中で自分を見つめ直すリトリートツアー
 大自然の中で、アクティビティ体験

「大自然の中で、思いっきり遊び、静かに自分を見つめ直す」島で唯一のツアー!
海、滝、森、洞窟、サンゴ、魚、ウミガメ、サンゴ、シュノーケル、トレッキング、島一周、絶景、夕日、星空、神秘の天然プールなど、ガイドブックには載っていない「秘密のスポット」へご案内!島の大自然に触れて、遊んで、満喫できるオリジナル・ツアーを数多くご用意しています。
欧米で人気急上昇中!大自然の中で心をゆるませて、静かに自分自身を見つめていく「リトリート」コースもオススメです。『大自然で思いっきり遊んで、人生が少しだけ良くなるキッカケを』それが私たち「feel it」の大切にしたいこと。「旅」の新しい過ごし方をお届けします!

住所 〒891-9114 鹿児島県大島郡和泊町畦布(事務所所在地)
電話番号 080-5434-9525
営業時間 9:00~18:00
※現在は土日祝のみの営業です。
定休日 不定休
アクセス ツアーごとに集合場所を指定いたします
備考 <コースの例(一部)>
・「遭遇率99%!ウミガメと、数千匹の魚たちと一緒に泳ぐ」とっておきスポットでのシュノーケリングツアー

・家族・初心者向け!
エメラルドの海で、色鮮やかな魚たちとサンゴに出逢うシュノーケリングツアー

・童心に還る!
「海・洞窟・森・天然プール」など、7つを同時に味わえるドキドキワクワクの「7つの冒険」ツアー!

・「もうこれ以上なにもいらない・・・」
青い海と白い砂浜、シュノーケル、天然プール、真っ赤な夕陽を見ながら静かに過ごす♪シークレットビーチ フルコース

・「どれを選んでいいか分からない!貸切にしたい!」を叶えるオーダーメイドコース

・大自然の中でゆっくり、深く自分を見つめる「ダイアログ in the Nature」

・焚き火を囲んで”本音”を語り合う「TAKIBI ダイアログ」 など

関連サイト 公式サイト
公式Instagram

3 世之主の墓

世之主伝説が語る島の宝
 島主「世之主」の御墓
「世之主の墓」は県指定文化財としての呼び名です。沖永良部島内では「ウファ」とも呼ばれており、14~15世紀半ごろにこの島を治めていたとされる『えらぶ世之主』の墓と伝えられており、歴史上とても貴重な文化財です。

今から600年以上前、現在の沖縄県である琉球国は「北山(ほくざん)」「中山(ちゅうざん)」「南山(なんざん)」の三つの勢力に分かれて覇を競っていた三山時代(さんざんじだい)でした。その頃の沖永良部島は北山の支配下にあったとされ、北山王の次男である「真松千代(ままつちよ)」が世之主(=島主)として島を治めていました。
この墓は悲劇の死を遂げたその世之主を悼み、島民により建立されたと伝わる奄美群島随一の規模を誇る琉球式のトゥール墓です。「トゥール」とは、岩壁に掘り込まれた横穴や、自然の崖下洞穴などを墓室とした、江戸時代以前の奄美群島の風葬墓のことを指します。
沖永良部島では世之主の墓をはじめ、規模や石積みの構造美など、他の島では目にすることのできない特徴的なトゥール墓を見ることができます。

北山・中山・南山という3つの国の争いが激しくなり、やがて中山が南山と北山を滅ぼすと、沖永良部島にも琉球から中山の船がやって来ました。しかし世之主にはその船が和陸(和解)にやってきたものなのか、侵略にやってきたものなのかが判断できませんでした。世之主の妻は中山に血縁を持つ姫でもあったため、実はこの船は和睦船だったのですが、世之主が遣いに出した部下が間違えて戦船であると伝令してしまい、それを受けた世之主は島民を戦に巻き込まないよう、島を守るために妻子共ども自害したと語り継がれています。

墓は第一石門、第二石門、納骨堂からなっており、人間は死ぬと元に帰るという琉球思想から、墓全体が女性の子宮を型どっています。納骨堂には世之主と妻子の骨が納められ、四隅には家来であった四天王と呼ばれる豪族の骨も分骨されたとされています。
住所 〒891-9131 鹿児島県大島郡和泊町内城(うちじろ)235
電話番号 0997-92-0300(和泊町教育委員会事務局)
定休日 なし
料金 無料
アクセス 沖永良部空港から車で約19分/和泊港から車で約13分
駐車場 あり 5台程度
関連サイト 施設のバリアフリー情報

4 後蘭孫八城跡・ヌルバンドー

優れた築城家、後蘭孫八の城跡
 後蘭孫八城跡・ヌルバンドー

後蘭孫八(ごらんまごはち)は、約15世紀頃に島を統治していた「世之主(よのぬし)」に仕えた豪族で、四天王と呼ばれる有力な家臣の一人です。世之主が自害した際、ともに自害して亡くなりました。
後蘭孫八は壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人の子孫という伝説もあり、優れた築城家としても言い伝えられています。後蘭孫八が築いた城は、自然の石灰岩カルストを地形をうまく利用し、石積みで更に機能を強化した造りになっています。石垣や自然石、巨木が醸しだす世界は島のパワースポットの一つとなっています。

史跡南側にある駐車場側から入ると、右手奥にこの城の主であった後蘭孫八のお墓があり、この墓は当時では珍しい石囲いの墓です。後蘭孫八城跡から駐車場を挟んだ道向かいにあるヌルバンドーも同じ様式の墓です。ヌルバンドーは神を行っていたノロの墓であるという伝承があり、孫八の妻であったという言い伝えもあります。
奥に進むと、石灰石を積み重ねてつくられている外石垣や、お城として使われていた時代の見張り台や物見台と思われる建造物を確認することができます。
戦後間もない頃までは、後蘭孫八の子孫である平(たいら)家の屋敷があり、切り石の石垣なども残されています。史跡奥まで進むと、屋敷跡地や母屋、台所などの跡地を示す看板も設置されています。
全体的に岩や木の根がむき出しになっている足場の悪い道が続くため、歩きやすい靴で見学してください。また、雨天時などは滑りやすいためご注意ください。

住所 〒891-9132 鹿児島県大島郡和泊町後蘭(ごらん)
電話番号 0997-92-0300(和泊町教育委員会事務局)
定休日 なし
料金 無料
アクセス 沖永良部空港から車で約22分/和泊港から車で約17分
駐車場 あり

5 洞窟探検ケイビング

まるでRPG?!プロのガイドが神秘の洞窟へご案内!
 洞窟探検ケイビング
沖永良部島は世界中のケイバーが憧れる、洞窟の聖地。島内の地下世界には300を超える鍾乳洞があり、ケイビング(洞窟探検)を安全に楽しめる環境づくりが充実しており、初心者コースでも壮大なスケールの冒険ができるのが魅力です。ガイドがいないと立ち入りできない沖永良部島の自然の洞窟を体感してみましょう!
ご予約は関連サイトをクリック!
住所 鹿児島県大島郡知名町
関連サイト 沖永良部島ケイビング協会
沖永良部島ケイビングツアーNEXT

6 住吉暗川・高倉

手つかずの自然が魅力の水源
 暗川へと向かう階段
鹿児島県の天然記念物にも指定されており、鬱蒼と生い茂る木々や草、苔むした岩肌など手つかずの自然が残されています。暗川の中は日中でも暗く、足もとも滑りやすいので注意が必要です。※奥に進むと電気のスイッチがあります。
沖永良部島の地層は、隆起サンゴ石灰岩層からできており雨水などが石灰岩層の隙間から地下の鍾乳洞などを通じて海岸に流れています。その鍾乳洞の一部に縦穴・横穴ができ、地下水が溜まった場所を暗川(くらごー)と呼んでいます。暗川は各集落に点在しており日常生活に不可欠な生活用水確保の為、人々は暗川や湧水の近くに集まり集落を形成したと言われています。水道が整備されるまで貴重な水源として、また集落民の交流の場として使用されていました。また、この水源を利用して昭和38年西部地区の簡易水道が整備されました。
暗川に隣接して、復元された9本柱の高倉があり、地域の人々や子ども達の遊び場や休憩所になっています。柱に茅葺屋根を乗せたシンプルな構造で床下部分は風通りが良く湿気が抜けやすい為、昔は貯蔵庫として使用されていました。
住所 〒891-9223 鹿児島県大島郡知名町住吉
電話番号 0997-84-3162(知名町役場企画振興課)
定休日 なし
アクセス 沖永良部空港から車で約33分/和泊港から車で約28分
駐車場 あり(高倉裏)
関連サイト 公式サイト

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