観光スポット
よのぬしたんじょうのち(しもじろよのぬしじんじゃ)
世之主誕生の地(下城世之主神社)
世之主誕生の際に、産湯を沸かした「かまど石」をご神体としてお祀りしている神社です。
世之主は琉球北山王にルーツを持つ島主です。その昔、沖永良部島のニシミ(下城地区)のノロ(集落の祭祀を司っていた上級神女のこと)が北山王に貢物を持っていくこととなり、付き人として自分の姪にあたる美しい娘を連れて行きました。この娘が北山王の目に留まり、そのまま今帰仁城で暮らし始めます。北山で沖ノロと呼ばれるようになったこの娘は、やがて北山王の子を身ごもり、出産のために沖永良部島へ帰省しました。そして娘は、当時ニュウマ屋敷とよばれていたこの場所で、後の「永良部世之主」となる男の子を出産したと伝えられています。
後世、ニュウマ屋敷跡地には小さな小屋が建てられ、産湯を沸かした三個のウワマ石(かまど石)を祀っていました。現在の下城世之主神社が建立されたのは昭和2年のことで、神社としては「英雄祀霊型」に分類されます。
世之主は琉球北山王にルーツを持つ島主です。その昔、沖永良部島のニシミ(下城地区)のノロ(集落の祭祀を司っていた上級神女のこと)が北山王に貢物を持っていくこととなり、付き人として自分の姪にあたる美しい娘を連れて行きました。この娘が北山王の目に留まり、そのまま今帰仁城で暮らし始めます。北山で沖ノロと呼ばれるようになったこの娘は、やがて北山王の子を身ごもり、出産のために沖永良部島へ帰省しました。そして娘は、当時ニュウマ屋敷とよばれていたこの場所で、後の「永良部世之主」となる男の子を出産したと伝えられています。
後世、ニュウマ屋敷跡地には小さな小屋が建てられ、産湯を沸かした三個のウワマ石(かまど石)を祀っていました。現在の下城世之主神社が建立されたのは昭和2年のことで、神社としては「英雄祀霊型」に分類されます。
基本情報
住所 | 〒891-9233 鹿児島県大島郡知名町下城1270 |
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到達難易度(★が多いほど難易度高め) | ★★★☆☆ |