観光スポット
ごらんまごはちしろあと・ぬるばんどー
後蘭孫八城跡・ヌルバンドー
後蘭孫八(ごらんまごはち)は、約15世紀頃に島を統治していた「世之主(よのぬし)」に仕えた豪族で、四天王と呼ばれる有力な家臣の一人です。世之主が自害した際、ともに自害して亡くなりました。
後蘭孫八は壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人の子孫という伝説もあり、優れた築城家としても言い伝えられています。後蘭孫八が築いた城は、自然の石灰岩カルストを地形をうまく利用し、石積みで更に機能を強化した造りになっています。石垣や自然石、巨木が醸しだす世界は島のパワースポットの一つとなっています。
史跡南側にある駐車場側から入ると、右手奥にこの城の主であった後蘭孫八のお墓があり、この墓は当時では珍しい石囲いの墓です。後蘭孫八城跡から駐車場を挟んだ道向かいにあるヌルバンドーも同じ様式の墓です。ヌルバンドーは神を行っていたノロの墓であるという伝承があり、孫八の妻であったという言い伝えもあります。
奥に進むと、石灰石を積み重ねてつくられている外石垣や、お城として使われていた時代の見張り台や物見台と思われる建造物を確認することができます。
戦後間もない頃までは、後蘭孫八の子孫である平(たいら)家の屋敷があり、切り石の石垣なども残されています。史跡奥まで進むと、屋敷跡地や母屋、台所などの跡地を示す看板も設置されています。
全体的に岩や木の根がむき出しになっている足場の悪い道が続くため、歩きやすい靴で見学してください。また、雨天時などは滑りやすいためご注意ください。
カーナビ用マップコード:563 461 226*87
基本情報
住所 | 〒891-9132 鹿児島県大島郡和泊町後蘭(ごらん) |
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電話番号 | 0997-92-0300(和泊町教育委員会事務局) |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
アクセス | 沖永良部空港から車で約22分/和泊港から車で約17分 |
駐車場 | あり |